バイクやDIYにおいて、錆び固着したネジやボルトを外す方法に悩んだことはありませんか?ねじ山や六角ボルトの角がなくなり、回せなくなってしまうと、諦めたくなる気持ちもわかります。
しかし、心配しないでください!効果的なテクニックを教えます。
バイクやDIYに役立つバイスプライヤーやカランプライヤーなどの道具を使用して、少しずつ回しながら外す方法をご紹介します。
これらのヒントはバイクの整備だけではなく、DIY作業に取り組む際にも役立ちますよ!
バイスプライヤー・カランプライヤ―とは?
ところでバイスプライヤーやカランプライヤ―ってどんな道具なの?
そうですね。どういった道具かが分からないと使いようがないですよね。
それでは、それぞれが一体どういった特徴を持った道具なのかとその使い方を一緒にみていきましょう。
バイスプライヤーとはどんな道具?
まずは、バイスプライヤーです。
バイスプライヤーは、調節可能な口幅を持つ手工具であり、対象物をしっかりと固定するために使用されます。一般的にはグリップと、その間にある可動する口が特徴です。
要するにペンチの形をしています。
グリップの後ろに口の幅を調整するネジがついていることで、様々なサイズの対象物を挟むことができます。
バイスプライヤーは強力な力を加えることができるため、ネジやボルトの締め、ネジやボルトを緩める、対象物の保持など、さまざまな作業に活用されます。
また、グリップ部分が握りやすく設計されているため、作業中の安定感も高いです。バイスプライヤーはDIYや修理作業で重宝される道具であり、使い方さえ理解すれば、様々な作業に役立ちます。
ブリップ後ろの調節ネジを調整することで強力にものがはさめるんだね。
バイスプライヤーの使い方
1.①の口幅調節ネジで対象物(今回はボルト)と合うように②の口幅を調節します。
2.③のグリップを握りしめるとロックがかかります。このとき対象物がしっかり挟まれているかを確認してください。
3.ボルトがしっかり挟まれているのを確認出来たら、左回りにボルトを回します。
4.④のロック解除レバーを引くとロックが解除されます。
ボルトの位置によっては、バイスプライヤーを回転させる際に他の物と干渉し、回転範囲が制限される場合があります。
そのような場合は、1から4の工程を根気よく繰り返してください。
カランプライヤ―とはどんな道具?
次はカランプライヤ―についてみていきましょう。
カランプライヤーは、調節可能な口幅を持つ便利な手工具です。一般的には二本のグリップと、その間にある可動する口が特徴的です。
グリップ部分が長いのが特徴です。てこの原理が働きやすいです。
口の幅を調整することで、さまざまなサイズの対象物を確実につかむことができます。カランプライヤーは、強力な保持力を持ち、対象物をしっかりと固定することができます。そのため、滑りにくく、安定した作業が可能です。
カランプライヤーは、DIYや木工、金属加工などのさまざまな作業に適しています。例えば、狭いスペースでの作業や滑りやすい表面の対象物を保持する際に役立ちます。また、ボルトやナットの締め付けや緩める作業にも使用されます。
カランプライヤーの特徴的な使い方は、グリップを握って対象物を挟むだけで簡単に使用できます。口の幅を適切に調整し、対象物をしっかりと固定しましょう。
カランプライヤーは作業中に安定感があります。上手に使えば、様々な作業で便利に活用できる道具です。
カランプライヤ―の使い方
カランプライヤーも口幅の調節ができます。また、バイスプライヤーと比べより狭い場所でも作業が可能になります。
下写真のように、ボルトを横方向でつかんだり、縦方向でつかだりすることができます。
私が使用しているカランプライヤ―(ロブスター ロブテックス社 K250)は口の部分がネジやボルトをつかみやすいようにくぼみが入れてあり、非常につかみやすいです。
まとめ
- 錆びて固着したネジやボルトを外す方法は、バイスプライヤーやカランプライヤーを使用することが効果的です。
- バイスプライヤーは強力で、ねじ山が潰れていても物を挟むことができます。少しずつ回して外していくことができます。
- カランプライヤは先の方までしっかり物を挟める道具で、てこの力を使って少しずつ回していくことができます。
- 錆びて固着したネジやボルトを外すためには、根気強く少しずつ回すことが重要です。
- これらの方法を使えば、DIY初心者でも錆び固着したネジやボルトを効果的に外すことができます。
以上、バイスプライヤーやカランプライヤ―を使って錆びて固着したネジやボルトを外す方法のご紹介でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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