錆びて固着したネジやボルトが外せないという経験はありませんか?手間暇がかかり、イライラすることもありますよね。
しかし、そんな悩みを解決する方法があります。
それは「インパクトドライバー」の活用です。
固着したネジやボルトに悩まされる時間と手間を減らし、スムーズな作業を実現しましょう。
きっと自信を持ってDIYに取り組むことができますよ。
インパクトドライバーとはどんな道具?
ところで、インパクトドライバーってどういう道具なの?
インパクトドライバーは、特別なドライバーで、ハンマーの叩く力を回転力に変える仕組みを持っています。
以下の図をご覧ください。これは、錆びて固着したネジやボルトを外すための手順を示しています。(錆びて固着したネジ・ボルトを外す1(ねじ山有)参照)ハンマーでドライバーの座面を叩くと同時にドライバーを回転させます。
インパクトドライバーは、この作業を自動的に行ってくれる道具です。
また、ドライバーの先端部分のジョイントが取り外し可能なつくりのものは、ソケットレンチも付けることができて、対応できる幅が広がります。
インパクトドライバーの効果的な使い方
インパクトドライバーの効果的な使い方について説明します。
便利そうな道具だね!でも、ハンマーで叩けばいいんでしょう?
確かにそれも一つの方法かもしれませんが、インパクトドライバーの持つ効力を最大限に活かせない可能性もあります。
そうですね。インパクトドライバーの効果を最大限に引き出すための使い方は以下の通りです。
詳しい手順
- インパクトドライバーの先に、外したいネジやボルトに合うドライバーを取り付けます。
- インパクトドライバーを、外したいネジやボルトにしっかりと押し付けます。
- グリップ部分をできるだけ左回転に力をかけるように準備します。
(この時、ドライバーがネジやボルトのねじ山からずれないように注意し、しっかりと合わせておきます) - ハンマーを使い、インパクトドライバーの座面を叩きます。
ネジやボルトが1回で外れない場合は、2~4の手順を繰り返します。
事前に、クレ556などの潤滑油を浸み込ませておくと外しやすいですよ。
この道具が一つあるだけで、作業効率が一段と向上します。
これでも、ネジやボルトが外れない。ねじ山が潰れてしまった。という場合は以下のリンクも参考にされてください。
インパクトドライバーは、以前は別の会社のものを使用していましたが、少々使いづらかったため、こちらに変えました。
特にグリップがしやすくなりました。
また、先端のジョイント部分が取り外し可能であり、家にあるソケットレンチとの互換性があります。そのため、非常に便利に活用することができます。
まとめ
錆びて固着したネジやボルトを外すには、インパクトドライバーを使えば作業能率が上がりますよ。今回のまとめはこちらです。
- インパクトドライバーの効果的な使い方は、ドライバーをネジやボルトに押し付けて、グリップを左回転に力をかけて座面を叩くことです。
- 1回で外れない場合は手順を繰り返し、事前に潤滑油を使用すると作業効率が向上します。
- 「錆びて固着したネジ・ボルトを外す1(ねじ山有)」も参照してください。
以上、錆びて取れなくなったボルトやねじをインパクトドライバーを使って外す方法のご紹介でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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