今や100均グッズでないものを探すのが難しいほど種類も充実していますよね。そこで、簡単DIYで猫のうんちすくいを作ってみました。
ニャンとも清潔なトイレ環境がやっぱりうれしいな。
家で猫の糞尿を処理する際、プラスチックスコップの不安定な形状と猫砂の多量使用に悩まされていました。
そこで、100均の穴あきプラおたまに変えてみた結果、安定したすくい作業が可能になりましたが、穴が猫砂と合わないこともあり、改良の余地を感じました。
そこで、金属製網おたまを使って網目を大きくするDIYを試みました。以下、その過程と使ってみた感想をお伝えします。
小さな穴を正確に開けるDIY術も紹介します!
はい、ポコの言う通り電動ドリルで小さな穴を正確に開けられるDIYスキルも身に付けられますよ。
ぜひ最後までお読みください。
プラスチックスコップからおたまに変えたわけ
愛猫家のみなさん、お家の愛猫の下のお世話はいかがなさっていますでしょうか?
僕たちも食べるもの食べれば、出るものも出ますもんね。
最近は、トイレにそのまま流せるパルプ製の便利な猫砂がありますので、うちではそれを使用しています。
その時にプラスチックスコップを使っていたのですが、わりと平たい形状で安定性に欠けるということと、猫砂をどうしても多く取り過ぎてしまうという二つの課題がありました。
プラスチックスコップの上でモノがコロコロとしてしまい、落ちてしまうことも…。
そこで、試しに100均の穴あきおたまで、すくってみることに・・・
「おぉ!全然コロコロしない!!」
100均穴あきプラおたまのメリット・デメリット
メリット | 安定性は抜群です。コロコロが一切ありません。 |
デメリット | 穴と猫砂のサイズがあっておらず、やはり必要以上にすくってしまう傾向に。 |
う~ん。改善の余地ありですね。
穴あきプラおたまから金属製網おたまへのアップグレード!!
「何とかおたまのメリットだけを残して、デメリットを限りなく除きたい」との考えから金属製のおたまで自作することにしました。
自作って言ってもどんなものができあがるの?
はい、まずは完成予想図をご覧ください。
完成予想図!!
なるほど、おたまの形状は残して、網目を荒くするってことだね。
でもどうやって作るの?
はい作り方も。しっかり説明しますね。
金属製おたまうんちすくい作り方の手順
ここからは、具体的な作り方の説明をします。まずは、準備するものからです。
準備するものと必要な道具
今回は以下のものを使いました。
- 100均金属製揚げ物用おたま1個
- 針金(直径0.7mm、この太さでなくても大丈夫です)
- 電動ドリル
- 電動ドリルの刃(今回は直径2.5mmを使いました)
- センターポンチ(ドリルの刃を暴れさせなくする道具です)←今回のDIYスキルはこれです。
- ラジオペンチ
- ドライバーセット
手順1:金属製おたまの金属の網を取り除きます。
ドライバーセットで網を壊すようにぐりぐりと穴を広げます。
広がった穴を使いながらラジオペンチで網をとっていきます。
手順2:センターポンチで穴を開けるところに印を付けます。
ここで、登場するのが今回のDIYスキルのみそのセンターポンチです。
くぼみができたらどうなるっていうの?
はい、いい質問です。下の図をご覧ください。
金属などの表面はツルツルしていますので、そのまま電動ドリルで穴を開けようとしても狙いが定まりません。
なるほど、狙ったところにしっかり穴があけられるんだね!
DIYで電動ドリルを使うときの必須アイテムです。一つあれば金属への穴あけが楽になります。
手順3:電動ドリルで穴を開けていきます。
下写真のように垂直に力を加えて穴を開けます。また、穴を開けるものの下には、いらない板などを敷いておきましょう。
ここで注意点があります!!下図をご覧ください。
電動ドリルで穴を開ける場合、最後の方を一気に貫通させてしまうと、ドリルの勢いで穴を開けているものも一緒に回転してしまいケガをする原因になります。
あと少しで、穴が貫通しそうになったら、ドリルの回転を微調整させて穴を貫通させましょう。
手順4:あけた穴に針金を通していきます。
穴を開けたところと対称になる穴どうしを結ぶように針金を通して結びます。
全ての穴を針金で結べば完成です。
以上で作業はおしまいです。お疲れ様でした。
使ってみた感想と使い心地
早速、猫砂をすくってみました。
網目が荒いですが、しっかりすくえます。また、余計な分は落ちていくのでトイレに流す際に詰まりの心配はありませんでした。
DIY必須アイテムの電動ドライバーです。一つあるだけで作業領域が格段に広がります。
ドリルの刃はこれが使いやすいです。E-ValueというメーカーのETD-21S-Tというモデルです。開くとすべてが立てられるようになっているので、非常に使い勝手が良いです。
折れた刃は個別に買い足してまたこのセットに入れています。
電源を取るときに愛用しているドラムです。家庭用にはこの大きさがちょうどいいです。長さも10㎡あります。何より小さく扱いやすいです。
防塵機能も付いています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回ご紹介したセンターポンチの使い方と電動ドリルで穴を開ける際の注意点は、他のDIYでも活かせる技術です。ぜひ覚えて素敵なDIYライフに活かしてくださいね。
今回のまとめです。
・猫のうんちすくいはスコップよりもおたまの形状の方がすくいやすいです。
・おたまをの網目を針金荒い網目に作り変えると、使いやすさはそのままで、余計な猫砂をとるしんぱいがないです。
・センターポンチの使い方と電動ドリルで穴を貫通させる技術は他のDIYでも使えるスキルです。
以上参考になれば嬉しいです。今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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