結論から言いますと、床や壁の色と同系色の塗料を選ぶことで、部屋全体がまとまり、統一感が生まれます。さらに、同じ色を何度も使えるので、経済的な選択でもあります。
また、DIYで作ったアイテムは、ご自身で塗装することで耐久性も向上します。この記事では、初心者にもわかりやすく、丁寧に色の選び方を説明しています。
さらに、この記事を読むと、自分でも挑戦したくなる気持ちになりますよ!
同時に、同系色でまとめた場合のメリット・デメリットも紹介しています。
ぜひ、最後までお読みいただき、納得のいく塗料の色選びをしてください。
DIY家具を床色や壁色と同系色にするメリットとデメリット
ここでは、DIYで家具を作った場合に、床色や壁色と同系色で揃えた場合のメリットとデメリットをご紹介します。
一つ目のメリットは、部屋全体が統一感を持ち、まとまりのある雰囲気が生まれることです。家具の色が床や壁と調和することで、一体感が生まれるでしょう。
二つ目のメリットは、色の使いまわしができる経済性です。同系色を使用することで、余剰な塗料を有効活用できます。また、同じ色を使い続けることで、部屋のコーディネートを維持しやすくなります。
一方、デメリットとしては、部屋が単調になる可能性があることです。同系色ばかりを使うと、飽きやすさやモノトーン感が出る場合があります。バリエーションやアクセントを考える必要があります。
その通りだね。家具は一度色を塗ったら頻繁に塗り直すことはありませんから、色の選択は慎重に行いましょう。
この記事を、色を選ぶ際の参考にして、ぜひご活用ください!
詳しくは、以下のメリット・デメリットをお読みください。
DIY家具を床色、壁色と同系色でまとめたときのメリット
冒頭でも述べました通り、ご自身のお部屋の床の色を確認してください。もし壁に腰板が装備されている場合は、腰板の色も確認しましょう。
以下は、筆者の自宅の床色と腰板を例に挙げたものです。床は比較的濃い茶色で、腰板も同じく茶色です。
わりと濃い目の茶色の床(左)と腰板(右)の色になっています。
ですので、DIYで取り付けた棚にもウォルナットという濃い茶色の塗料を使用しました。
また、壁と同系色の飾り棚を既製品として購入しました。
以上のように、床や壁と同系色で塗装する場合、棚の色と床の色が調和し、統一感が生まれます。この方法は一般的によく用いられるものであり、特にDIY初心者にとっては安全な選択肢と言えます。
例えば、床が茶色系であれば、同じく茶色系の塗料を使うことで、自然な一体感を演出することができます。
部屋の統一感 | 同系色の塗料を使うことで、部屋全体がまとまり、一体感のある空間を作ることができます。 |
無難な選択 | さらに、床や壁と同系色を選ぶことで、色の組み合わせに迷うことなく、失敗のリスクを減らすことができます。 |
手間の軽減 | また、同系色の塗料を使うことで、塗料の選択やコーディネーションの手間を軽減することができます。 |
確かに、同系色を選ぶと失敗のリスクが少ないですね。ただ、たまには違う色を塗りたいということもあるでしょう。
そうですね。同系色で統一した場合のデメリットについてまとめました。
DIY家具を床色、壁色と同系色でまとめたときのデメリット
DIY家具を床色や壁色と同系色でまとめると、統一感や調和が生まれ、色選びの失敗リスクも軽減されます。
一方、別の色を塗る場合は、コントラストやアクセントを加えることができます。異なる色を使用することで、棚が目立ち、個性的な雰囲気を醸し出すことができます。
例えば、モノトーンの部屋に明るい色の棚を設置することで、目を引くポイントとなるでしょう。
同系色で統一したときのデメリットを下にまとめました。
単調な印象 | 床や壁と同系色の塗料を使用すると、部屋全体が同じ色調になり、単調な印象を与える可能性があります。 |
混乱のリスク | 床や壁と同じ色の塗料を使用すると、家具が壁や床と溶け込んでしまい、視覚的な区別がつきにくくなる可能性があります。 |
制約されたデザイン | 床や壁と同系色でまとめることにより、家具のデザインや素材の選択にも制約が生じる可能性があります。 |
以上のことから重要なのは、塗装する色が部屋の雰囲気やインテリアスタイルと調和することです。
また、部屋の明るさや広さも考慮しましょう。明るい色を使用すると部屋全体が明るく見える一方、暗い色を使用すると部屋が狭く感じられることもあります。
色彩の基本やトーンを考慮し、全体のバランスを保つことが大切です。
メリット・デメリットを考慮して色を選びましょう。
最終的な選択は、個人的な好みや部屋のデザインコンセプトによるものです。床と同系色で揃えるか、別の色を選ぶかは、あなたが目指す部屋の雰囲気やスタイルに合わせて判断してください。
同系色でまとめることで、部屋が統一感を持ち、調和が生まれます。
また、色選びの失敗リスクも低くなります。しかし、同系色でまとめた場合には単調な印象を与えることや、家具と壁や床が溶け込んでしまうことに注意が必要です。
一方、別の色を使用することで、コントラストやアクセントを追加することができます。
異なる色を取り入れることで、棚が目立ち、部屋に個性的な雰囲気を与えることができます。ただし、選ぶ色によっては部屋全体のバランスが崩れる可能性もあります。
DIY家具の塗料の選び方
私は、自作した棚などを塗る際に、ペンキではなくウッドデッキ等に塗るステインを使っています。ちなみに色は、床の色に合わせた「ウォルナット」(濃い茶色)です。
ステインを使うには以下のメリット、デメリットがあります。
DIY家具にステインを使うメリット
ステインを使うメリットは以下の通りです。
- 木材を保護する:ウッドデッキ用ステインには、紫外線や水などによる木材の劣化を防止する成分が含まれています。そのため、ステインで塗られた木材は長持ちし、色褪せや剥がれが少なくなります。
- 自然な風合いを保つ:ペンキと違い、ウッドデッキ用ステインは木材の質感を生かすことができます。木目や節などがそのまま残るため、自然な風合いを保ちながら、木材に美しい色を与えることができます。
- 簡単に塗れる:ステインは、水性タイプや油性タイプがありますが、どちらも比較的簡単に塗ることができます。また、乾きが早く、塗り重ねがしやすいという特徴があります。
ペンキと比べて、塗装の手間が少なくて済むのも魅力的です。 - 安全性が高い:ウッドデッキ用ステインは、水性タイプのものは換気の必要がなく、油性タイプでも比較的安全性が高いものが多いです。
特に、子供やペットがいる家庭では、安全性が高い塗料を選ぶことが重要です。
DIY家具にステインを使うデメリット
ステインを使うデメリットは以下の通りです。
- 色の選択肢が限られる:ウッドデッキ用のステインは、木材の色を活かすことが主な目的で作られているため、色の種類が限られている場合があります。ペンキはいろんな色があります。
- 汚れが目立ちやすい:ウッドデッキ用のステインは、木材の目立つ木目や模様を生かすことが主な目的で作られているため、木材自体の汚れや傷などが目立ちやすい場合があります。
一方、ペンキや塗料は、表面に厚みがあるため、傷や汚れを隠すことができます。
気になる方は、この上に更にニスを塗ると厚みと汚れにくさが生まれます。 - 塗りにくい場合がある:ウッドデッキ用のステインは、木材の目立つ木目や模様を生かすため、塗り残しやムラができやすい場合があります。
ですので、私は最低2度塗りをしています。乾きも早いですよ。
好みの問題ですが私は、水性のものが使いやすく感じるので、いつも水性のものを使用しています。
水性ははけの後始末が楽です。水洗いができます。油性はシンナーなどで洗わないと落ちません。
棚に塗るくらいのステインの量は300mlもあれば十分2度塗りできます。(2回塗り):2.7~3.7㎡(タタミ1.6~2.2枚分)
まとめ
- 部屋全体がまとまり、統一感が生まれるためには、床色や壁色と同系色の塗料を選ぶといいです。
- 同じ色を何度も使えるため、経済的です。
- DIYで作ったものは、自分で塗装することで長持ちします。
- 初心者は、床色や壁色と同系色を選ぶ方が無難です。
- 使っている塗料はウッドデッキ用ステインが使いやすいです。
- ステインを使うメリット:木材を保護する、自然な風合いを保つ、簡単に塗れる、安全性が高い。
- ステインを使うデメリット:色の選択肢が限られる、汚れが目立ちやすい。
以上、DIYで作った家具に塗る塗料の色と塗料の選び方のご紹介でした。最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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