錆びて固着したネジ・ボルトを外す№005         (ディスクグラインダーでボルト加工)

DIY

錆びて固着したネジボルトを外すとき、バイスプライヤーやカランプライヤーでボルトがうまく挟めないという場面があります。

ポン
ポン

上手くはさめたら、回して外せるのにな。

ポコ
ポコ

そんな時には、ボルトの両端を削り落とす方法があります!

ボルトの頭の両端をディスクグラインダーで削り落として加工すことで、水平な面が作られ、プライヤーでの挟み込み力が格段に増します。ボルトが固着していても、この方法を試すことで回せる可能性が高まります

初心者の方でも、安全に気を付ければ、ディスクグラインダーの活用に挑戦してみることができます。

安全に工具を扱い、少しずつ技術を向上させていきましょう。ボルトの固着に立ち向かい、スムーズな作業を実現しましょう!

ディスクグラインダーとはどんな道具?

(道具紹介のため手袋不使用です)

上の写真に写っているものがディスクグラインダーとよばれる道具です。

ポン
ポン

ところで、どんなことができる道具なのだろう?

ポコ
ポコ

はい、ディスクグラインダーは刃にあたるディスクを交換することによっていろいろな作業に使える便利な道具ですよ。

でははじめに、ディスクグラインダーはどのようなことができる道具なのか一緒にみてみましょう。

ディスクグラインダーを使ってできる作業

ディスクグラインダーは、以下のような作業で使います。

  • ディスクグラインダーは、切断や研磨作業に使用する電動工具です。
  • 小型で持ち運びが容易であり、刃やディスクを取り替えることで様々な作業に対応できます。
  • 主に金属や石材の切断、研磨、研削、溶接スラッグの除去などに使用されます。
  • ディスクグラインダーは高速回転する円盤状のディスクを備えており、電源を入れることで回転します。
  • 切削作業では刃先のディスクが材料を削り取り、研磨作業ではディスクの表面が材料を磨き上げます。
ポン
ポン

便利な道具だねえ。何か気を付けることはあるのかな?

ポコ
ポコ

もちろんあります。ディスクグラインダーは力強い作業効果を持ちますが、初心者や経験のない人は取り扱いに注意が必要です。

それでは次は、ディスクグラインダーをあつかう際の注意点について、一緒にみていきましょう。

ディスクグラインダーをあつかう際の注意点!!

ディスクグラインダーは、刃にあたるディスクを高速回転させることで、作業効率が非常に高い道具です。その一方で使用の際の注意点を守らないと思わぬけがや事故を起こしてしまいます。

  • 使用時は適切な保護具(保護メガネ、マスク、手袋など)を身に着け、安全に作業を行うことが重要です。
    ・保護メガネ:切断や研磨作業の際にその破片が飛び散ることがあります。
    ・マスク:研磨作業の際に粉塵が舞うことがあります。吸い込むと有害なものもあります。
    ・手袋:万が一手指にはが当たった際の手指の保護をします。
  • 使用前に操作方法や安全対策を理解し、適切な使い方を守ることが大切です。
ポン
ポン

なるほど、安全面にはくれぐれも注意が必要ってことだね!

ポコ
ポコ

はいそうです。そこさえ気を付ければ、作業が一気にはかどる大変便利な道具です!

ディスクグラインダーでボルトの頭を加工

それでは、本題の方に話題を移していきます。

ポン
ポン

そうそう、プライヤーでボルトがしっかり挟めれば、回して外すことができそうなんだ。

ポコ
ポコ

ボルトの頭の両サイドをグラインダーでカットして、プライヤーでしっかり挟めるような加工をします。

下の図をご覧ください。ボルトの頭を上から見た図です。どのような作業をするかイメージがつかめたかと思います。

では、作業の具体的な手順をご説明します。

手順1:ディスクグラインダーの刃をボルトに垂直にあてます。

まずはじめに、ディスクグラインダーの刃を垂直にゆっくりとボルトの頭にあてていきます。あてては離し、あてては離しという具合に1mmくらい刃を入れる溝を作ります。

手順2:溝に沿わせてボルトの頭を垂直に切断します。

次に、溝に沿わせてボルトの頭をカットしていきます。

ポン
ポン

この時に注意点があります!!最後まできれいにカットできればいいのですが、グラインダーの刃で下の部品を傷つけないようにしましょう!!

ポコ
ポコ

ボルトの頭の切断を進めていき、最後の方はペンチなどで引きちぎると下の部品を傷つけません。

手順3:反対側もカットします。

最後に手順1~2の容量で反対側のボルトの頭もカットしていきます。

ポン
ポン

以上で、作業は終了です。お疲れ様でした。

以上の方法で初心者の方でもボルトの扱いに困ることなく、スムーズな作業ができるようになるでしょう。安全にには十分留意されて工具を使用し、作業に取り組んでください。

ディスクグラインダーを使うことで、DIYの範囲が大幅に広がります。私はハイコーキのディスクグラインダーを使用しています。この製品は頑丈で、問題なく作業を行うことができます。

さらに、細かい作業にはリョービ製の小型グラインダー(京セラ CG-11)も使い分けています。小型のものが一つあるとメンテナンス中に作業がしやすい場面があります。

また、今回使用したグラインダーの刃は、セットで10枚入っているものを購入しました。これにより、毎回刃を買いに行ったり注文する手間を省くことができます。

まとめ

今回のまとめです。

  • ディスクグラインダーを使うことで、錆びて固着したボルトを外す作業がスムーズになります。
  • ディスクグラインダーでボルトの頭をカットすることで、プライヤーでしっかり挟める形状に加工します。
  • 加工する際には、ディスクグラインダーの刃をボルトに垂直にあてて溝を作り、溝に沿って頭をカットしていきます。
  • 最後に、下の部品を傷つけないように注意しながらカットを完成させ、反対側も同様にカットします。

これにより、プライヤーを使ってボルトをしっかりと挟むことができるようになります。安全に作業を行いながら、スムーズなボルトの取り外しを実現しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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